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建築紛争セミナーに行ってきました。

 昨日は、大阪へ建築紛争に関するセミナーに大阪まで行ってきました。タイトルは、「建築紛争の現状と課題」です。主催は、"日本建築学会"と2日本建築学会司法支援"です。講師は、建築紛争に関わる裁判所の判事、建物鑑定調査を行う建築士などです。今回のテーマは、紛争解決までの現状を「外壁タイルの落下」、「雨漏り」の観点からデスカッションするものでした。

image1711301.jpg ⇐ 講演会の様子


 私の事務所には、建築紛争に関する依頼が多々きますので、とても、興味深く聴くことができました。建築紛争裁判で問題になることの一つとして、時間がかかりすぎるということです。というのも、裁判官、弁護士自体は、建築の専門家でもないために内容の実態を正確につかむことができないためです。 それを改善するために、紛争の専門員会をつくり、それには、有識者(大学教授、建築士、弁護士)などで構成されています。Sの方々は、その仕組み、解決までの流れなどを詳しく、説明をされていました。

fc2blog_20171201082414ab0.jpg ⇐ セミナーで使用したテキスト


 具体的な事例としては、まず、「外壁タイルの落下」についてです。「外壁タイルの落下」については、紛争の中でも最も多く、10%程度を占めるものです。外壁のタイルの落下の原因に関しては、様々な原因があるのですが、具体的な内容に関しては、別ページで説明することにして、タイルが落下することにより、第三者に対して、人身被害を与えることになりますので、早急なる対応が必要となります。

 また、「雨漏り」に関して、これは、構造耐力、人身被害を与えると同様、大きな瑕疵となります。雨漏りをする原因は、様々であり、複雑な構造になればなるほど、特定することは難しくなります。雨漏りを起こすことにより、人の健康、財産が損なわれることになります。

 これらは、設計上の無理な納まり、施工不良によるものが多く、適切なる対応がなされない場合は、紛争になるケースが多いのです。いずれにしても、これらの紛争は、紛争になる前に未然に防ぐことが、非常に大切なことです。

 by Tadashi Yasumizu 2017.12.01

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安水建築事務所

Author:安水建築事務所
 住まいに安心と安全を。住まいづくりのコンサルタント安水正です。安水建築事務所をやりながら、「あんしん住宅相談室」を主宰しています。

 日頃、やっていることを通して、実際にどのような調査・診断をやっているのか、少しでも皆様の住まいづくりのお役に立てればと心がけて書きたいと思っています。もし、お気づきの事、お聞きになりたいことなどありましたら、コメント、メールをいただければ幸いです。

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