今日は、「建築士のための実務セミナー」を受けに行ってきました。受けに行ってきたとはいえ、私は、兵庫県建築士会に所属していて、その中でも神戸支部研修委員会の委員なのです。今回のセミナーもこの研修委員会が主催しており、私も深く関わっているのです。

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今回のセミナーのテーマは、”震度7に負けない木造住宅「耐震等級3のすすめ」”ということで、私もユーザーなのですが、東京からソフトメーカーであるインテグラル社の講師を招いてのセミナーでした。
昨年の4月に熊本で阪神淡路大震災に匹敵する大きな地震が起きました。そして、また、多くの家屋が倒壊し、多くの人がお亡くなりになりました。これを踏まえて、地震に強い家づくりというのは、建築士の責務でもあります。さすがに、このような類のタイトルとなると、皆さん、興味深々で、熱心に聞き入っていました。

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具体的な内容として、
平成28年熊本地震 現地調査報告
最低でも耐震等級3を目指すべき。そのポイントとは?
重要なのは耐力壁線と水平構面の剛性確保。その考え方とは?
ホームズ君「構造EX」を使用した耐震等級3のクリアポイント
よくわかる床倍率
ということなのですが、熊本地震の調査報告で倒壊した原因というのを挙げられていましたが、(その具体的な内容に関しては、「あんしん住宅相談室」のホームページに譲るとして、)設計段階から、常に大地震が来るということを想定して、設計し、そして、工事監理を行う。この大切さを身に染みて感じました。そして、さらに、技術を磨かなければならない。そう、つくづく感じたのでした。
by Tadashi Yasumizu 2019.04.06