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耐震診断(その3) 「耐震診断の方法:一般診断について・・・耐力壁」

  前回は、一般診断において、建物の重量と地盤、建物の形が耐震性において、どのように影響するものかをお話ししました。今回は、耐力壁ついてお話しします。

 まずは、耐力壁とは何かと言いますと、地震が来た時に地震力に対抗できる強い壁のことです。これは、どのような壁を言うのかと言いますと、筋かいが入っている壁、構造用の合板で固められた壁などを言います。阪神・淡路大震災で倒壊した原因として、よく筋かいが少なかったからと言われます。この筋かいがどのように入っているのかが、倒壊するのかしないのかの分れ道となります。

 その筋かいについても、いろいろな筋かいがあります。今では、幅が90mm厚みが45mmが主流となっていますが、昔は、幅は90mmでも厚みは、30mmのものが多かったです。その筋かいをダブルで入れる場合、シングルで入れる場合、二通りの入れ方があります。筋かいの種類、入れ方により、それぞれ、強度は違ってきます。当然、薄い30mmのものよりも、厚い45mmの方が強く、シングルで入れるよりもダブルで入れる方が強いのです。
 
 次に構造用の合板ですが、この構造用の合板にもいろいろあります。耐力壁として使う構造用の合板は、通常のベニヤ板と違って、使用材や接着剤の違い、製造方法の違いにより強度が高くなっています。また、セメント系のものや、木材を粉砕加工して固めたものなど、建材メーカーがいろいろなものを出しています。これらのものは、水に強いもの、火に強いもの、長持ちするもの、それぞれ、特徴があり、強度も違いますので、用途により使い分けします。

 次回は、これらの耐力壁の使い分けについて、お話しをします。




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プロフィール

安水建築事務所

Author:安水建築事務所
 住まいに安心と安全を。住まいづくりのコンサルタント安水正です。安水建築事務所をやりながら、「あんしん住宅相談室」を主宰しています。

 日頃、やっていることを通して、実際にどのような調査・診断をやっているのか、少しでも皆様の住まいづくりのお役に立てればと心がけて書きたいと思っています。もし、お気づきの事、お聞きになりたいことなどありましたら、コメント、メールをいただければ幸いです。

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