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マンションの内覧会に行ってきました。(その2)

 前回は、水廻りまで書きました。今回は、その続編を書きます。

 水廻りのチェックが終わると、お風呂についている天井点検口から配管の状況、断熱材の状況、コンクリートの状況をチェックします。最近は、ほとんどがユニットバスなので、天井には必ず、点検口が付いています。ここから、天井裏を見るのですが、ここには、重要な情報が多々あります。

 まず、配管状況ですが、最近では、ほとんどがヘッダー工法を採用しています。このヘッダー工法とは、メインの給水管と給湯管が本管から引っ張ってきて、浴室の天井でそれぞれの箇所に分岐されています。この工法は、ヘッダー部分から各給水栓まで途中に分岐がないので、複数の水栓を同時に使用した場合でも、水量の変化が少なく、安定した給水、給湯量が得られるという大きなメリットがあります。また、漏水なども給水管の途中で起きにくく、もし、漏水が起きたにしても、このヘッダー部分が一番、可能性が高いのです。ですので、このヘッダー部分には、必ず、点検口があるというわけです。内覧会でも、このヘッダー部分に異常がないか、しっかり見ることが重要です。

 IMG_0324.jpg
 ヘッダー工法 ジョイント部をしっかりと見る

 ここを見た後は、断熱材の状況を見ます。断熱材は、外部に面する壁、折り返しの天井にウレタンの吹き付けがしてありますので、その断熱材に厚みは適切か、欠け、ムラがないかなどを見ます。厚みを見るには、赤や青などの虫ピンのようなものが刺してあるので、それで確認することができます。通常、25mmの厚みが多いです。

 あと、コンクリートの状況をチェックします。マンションの場合がコンクリートが露出してるのは、メーターボックスの中か、この天井裏程度しかありません。ここの部分のコンクリートに変なひび割れ、亀裂がないか、ジャンカがないか、鉄筋露出がないかなどを見ます。この部分に変なものが発見されたならば、他の部分にも多々あることが考えられるので、要注意です。

 このように天井裏には、施工状況がわかる情報が多々ありますので、しっかりと見ます。

 今回は、もう、時間がなくなってきました。また、引き続き書きますので、次回を楽しみにしていて下さい。




建物調査・診断、マンション・一戸建て住宅の内覧会立会い、耐震診断
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プロフィール

安水建築事務所

Author:安水建築事務所
 住まいに安心と安全を。住まいづくりのコンサルタント安水正です。安水建築事務所をやりながら、「あんしん住宅相談室」を主宰しています。

 日頃、やっていることを通して、実際にどのような調査・診断をやっているのか、少しでも皆様の住まいづくりのお役に立てればと心がけて書きたいと思っています。もし、お気づきの事、お聞きになりたいことなどありましたら、コメント、メールをいただければ幸いです。

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