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工事監理の大切さ

最近、よく欠陥工事の相談を受けます。
床下をもぐると基礎のコンクリートが豆板だらけ、穴が開いていて鉄筋が腐食している。
外壁廻りから雨漏りがする。建物が大きく揺れる。
天井裏を見てみると筋かいに隙間があって、金物がとまっていない。
リフォームをやったけれども、まるで見積通りにできていない。

こんな現場を見るたびに工事監理さえしっかりしておれば、こんなことは防げたはず、と思うのです。
せっかく大きなお金を出して幸せな住まいを望んでいたはずなのに、こんな住宅ができてしまうと怒りがおさまらないだけでなく、不安を感じながら生活しないといけないのです。

工事監理とはどういうことかわかりますか?
”「工事監理」とは建築主の立場に立って工事を設計図書と照合し、工事が設計図書のとおりに実施されているかどうかを確認することです。適切な「工事監理」が行われれば建築基準法に違反するような建築工事あるいは欠陥工事の発生を未然に防ぐことができます。そこで建築基準法では、建築物の安全性を確保するために、建築主が一定の規模以上の建築物の建築にあたっては、工事監理者を定めなければならないとしています。”とどこかの役所のホームページに書いてありました。

工事監理とは、工事とは別に第三者である建築士が適切な工事かどうかをチェックすることなのです。建築主は、業者任せにしてはいけません。業者は、「うちは絶対に大丈夫です。全てお任せ下さい。」と必ず言います。しかし、そういう業者ほど怪しいのかもしれませんね。
建築主は、本当は自分で勉強して、自分で現場のチェックをしないといけないのです。しかし、建築ほど専門的でわからないことが多すぎるものはありません。それでは、どうすればいいのかと言いますと、専門的でわからない部分は、信頼できる建築士を見つけて助けてもらうのです。

しっかりと勉強して、しっかり工事監理して幸せ運ぶ家をつくりたいものですね。

by Tadashi Yasumizu

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プロフィール

安水建築事務所

Author:安水建築事務所
 住まいに安心と安全を。住まいづくりのコンサルタント安水正です。安水建築事務所をやりながら、「あんしん住宅相談室」を主宰しています。

 日頃、やっていることを通して、実際にどのような調査・診断をやっているのか、少しでも皆様の住まいづくりのお役に立てればと心がけて書きたいと思っています。もし、お気づきの事、お聞きになりたいことなどありましたら、コメント、メールをいただければ幸いです。

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