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地盤の大切さ

 昨日は、中古住宅を購入したいうという方の調査に行ってきました。その建物は、築7年ということで、比較的新しいものです。中古住宅を調査するにあたり、重要なものの一つとして、地盤が不同沈下していないかということです。不同沈下というのは、造成などで地盤の緩い部分と固い部分が混在していて、その上に建物がたったとき、緩い部分が沈下して、建物が傾いてしまうことです。

 その建物は、築7年ということで、造成した上に建っており、地盤調査の結果、あまり良い地盤でないということで、柱状改良を行っていました。実際に建物の周囲をレベルを使って当たってみると、最大5mm程度誤差があるだけで、全く傾いていませんでした。

 20,30年前の物件を見ると、逆にたいてい傾いています。ひどいところになると最大誤差10cm以上にもなります。阪神大震災後、地盤調査して、その結果が悪ければ、地盤改良工事というのが住宅でも定着しています。その上家も詳細に調査しましたが、7年経っても狂い無く、問題無しという結果です。良い地盤の上に建物を建てるという事が、いかに重要なことであるというのを再認識しました。

IMG_2025.jpg レベル測定器で地盤の傾きを確認

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建築士(設計士)の見極め方


ホームページ、知人の紹介、雑誌など、様々な方法で自分に合いそうな建築士を見つけました。
それでは、その建築士が、本当に信頼できる人なのか、そうでないのか、どのようにして、見極めるのか、その方法について書いてみたいと思います。

まずは、その建築士の事務所に行ってみるというのが、大切です。
実際に事務所に行って、その人の仕事ぶりを感じとる事です。

どんな本が並んでいるのか。
どんな写真、額などが、飾られてあるのか。どんな物が、ディスプレイなれているのか。
書類の保管状態はどうか。
所員は、何人くらいいるのか。
そして、一番大切な事は、その人が、本物の建築士かどうかです。

中には、いかにも自分は優秀な建築士という顔をして、中には偽物という場合もあるからです。本物の建築士ならば、目立つところに、必ず免許証が飾られているはずです。万が一、無いのなら、免許証の提示を要求しましょう。これは、別に失礼では、ありません。建築士法では、免許証の提示が、義務づけられているからです。

それらを確認しながら、じっくりと話しを進めましょう。
相手は、どれだけ自分の話しを聞いてくれるのかです。どういう思いで住まいを持ちたいと思っているのか、これからのライフスタイルはどうなのか。どんな家を持ちたいと思っているのか。そんな事をどれだけ、うまく聞いてくれたかです。
そして、じっくりと話しを聞いてくれた後、自分の思いにピッタリとくるような適切な答えが返ってくるかどうか、そういう事が、ポイントになってきます。

中には、一方的に自分の事ばかりしゃべり、自慢話しのようになる人もいます。自分を頼ってきてくれたと思うと、自分の好きなようにできると勘違いする人もいます。

それと、その人の能力、技術、経験、実積、情熱などは、どうかという事も大切です。それは、過去の実積、作品を見せてもらいましょう。その中で、その人は、どのようにかかわり、どのような思いで、つくり上げたのか、こういう話しが、和やかにできれば、OKです。

タイルの浮き検査について

 マンション、一戸建て住宅の検査で必ず行う検査のひとつとして、タイルの打診検査があります。これは、どういうものかといいますと、打診棒というもので、タイルを叩いたり、さすったりするものです。
 タイルの貼る工法として、いろいろな工法があるのですが、最近は、圧着貼という工法がよくとられます。この工法は、あらかじめタイルを貼れるようにコンクリート面を左官で綺麗に平らにして、それに接着剤やセメントをムラなく塗りつけて、タイルをコンクリートに直に貼る工法です。

 この工法で接着剤が、何らかの原因で十分にタイルに裏に廻りきっていない場合があります。その場合だと、タイルとコンクリートとの間に空洞ができてしまい、その部分に打診用の棒が触れると空洞音がするのです。その空洞音がするとタイルが浮いているということで、その部分は、健全に貼られるいる部分と比較すると、割れやすかったり、めくれやすかったりするわけです。

 ほとんどが正常に貼られているのですが、中には、空洞音が多く見られる場合があります。見た目には、正常に貼られている場合と全く同じで、見極めが付かないのですが、打診棒でさすったり、叩いたりすると空洞音がして、すぐに浮いていることがわかります。それを放置していると、数年経つと、本当にめくれたり、割れたりするのです。
 土間でしたら、まだ、危険性は少ないのですが、それが、人通りが多い壁とか梁の部分でしたら、万が一、地震がきて、タイルが落ちたら、大きな事故につながる可能性もありますので、しっかりと検査する必要があります。

 ですので、引渡し前の検査で空洞音がする場合、壁とか梁の場合は、貼り替えていただくようにしています。土間の場合は、入居して、万が一、浮きによることが原因で割れたり、めくれたりした場合は、無償で貼りかえていただくようにしています。浮きが原因で割れたかどうかは、事前にチェックしておかないと責任の所存がはっきりしないので、事前の打診検査が必要です。打診検査は、工務店や職人さんの前でいやがられる場合もあるのですが、これは大切なことです。

image1404231.jpg
床タイルの打診検査

image1404232.jpg
壁タイルの打診検査


新年度が始まりました

 今日から、大手前大学の新年度の授業が始まりました。私の担当は、建築材料実験。1週間に2コマだけですが、今年で早くも6年目となります。

 今日は、第一日目なのでガイダンスということで、授業内容の説明と自己紹介です。毎年のことながら、初めて会う学生を見ると期待と不安が入り混じり、とても新鮮な気分になります。最初は、いつもみんなあまりしゃべらず、おとなしいのですが、全員の視線がこちらに向けられ、そのギラギラとしたものを痛いほど感じます。

 材料実験は、半分がコンクリート実験となります。実際に自分でコンクリートの配合計算をして、その通りにセメント、砂、砂利、水を配合し、練り上げて、いろいろな条件、種類の違うコンクリートをつくります。1週間と4週間養生して、その後にどれだけの強度がでるものか、破壊試験をします。そして、その強度が計画通りにでているのか、そして、いかにして、良いコンクリートを打設するのかを考察するものです。

 私は、よく既存建物の調査をします。コンクリートにひびが入ったり、鉄筋が露出して、コンクリートがめくれたり、いろいろな粗悪なコンクリートに出会います。そういうコンクリートができあがるのは、全て、原因があるのです。この材料実験では、その原因を知ることもできます。
 この若者達は、将来、日本の建築界をしょってたつ人達なのです。私のこの授業が少しでも、その若者に良い影響を与え、建築界に貢献できる人材になるよう、私も頑張ります。

事務所を模様替えしました。

 4月になって、今ある本棚をずらし、打合わせコーナーを広くして、ずらした分事務机が置けなくなったので、それを打合わせコーナーに移動して、これまで、圧迫感のあった打合わせコーナーが、広く、明るくなりました。

 これで、気持ち良く、打ち合わせ、仕事ができます。たいした用事がなくても、近くに来らたときは、どうぞ、お立ち寄り下さい。

いかにして信頼できる建築士、工務店と出会うのか

 家づくりに非常に重要なことのひとつとして、いかにして信頼できる建築士、工務店と出会うのかということです。これがうまくいけば、ほとんど家づくりは成功と言えるくらい重要なことです。逆にうまくいけばうまくいかなければ、どん底になるのかもしれないのです。

 しかしながら、家づくりが初めての人にとってみれば、その見極めというのは、難しいことだと思いますが、これは、絶対に手を抜いてはいけません。では、どのようにして、その建築士と出会うのかといいますと、

 ①知人の紹介
 ②自分でホームページなどで探す。
 ③不動産屋さんの紹介
 ④近所で家を建てているのを見て
 ⑤住宅展示場に行って
 ⑥チラシを見て
 ⑦住宅雑誌を見て

などがあります。いろいろな方法があるけれど、その中から、自分の最も、最適な人を選ばなければなりません。初めて家を建てようとする人は、みんな素人です。それでは、どうして、それを見極わめるのか、非常に重要なポイントですので、そのことについても、少しづつですが、このブログで紹介していきたいと思っています。

プロフィール

安水建築事務所

Author:安水建築事務所
 住まいに安心と安全を。住まいづくりのコンサルタント安水正です。安水建築事務所をやりながら、「あんしん住宅相談室」を主宰しています。

 日頃、やっていることを通して、実際にどのような調査・診断をやっているのか、少しでも皆様の住まいづくりのお役に立てればと心がけて書きたいと思っています。もし、お気づきの事、お聞きになりたいことなどありましたら、コメント、メールをいただければ幸いです。

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