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やっと裁判が終わった

本日、やっと裁判が終わりましたということで、お客様が挨拶に来ていただきました。
裁判の内容は、前に紹介したかと思いますが、
  • 外壁全体にひび割れが多数ある。
  • 屋根の棟に棟包がなく、スレートが割れたままである。
  • バルコニーに水が溜まる。
  • 庭の排水が悪く、水びたしになる。
などです。
これは長く、新築してから、解決まで10年近くかかりました。私も解決のための調査を何度も行い、意見書も何度も書きました。
工務店側は、これは問題ないとずっと反論し、二審まで行きましたが、やっと判決がでて勝訴という結果となりました。

施主様にとっては、安堵の気持ちでいっぱいのようでした。長い時間と大きなお金、大きな労力がかかります。ほんとに裁判など絶対に起こすべきではないということは強く言われていました。ほんとに裁判を起こして、喜ぶ人など誰もいないのです。

裁判になってしまえば、解決に向けて、やるしかないのですが、裁判にならないような仕事をするということが一番、大事なことです。家を建てるということは、ほとんどの人にとってみれば、一生に一度の大きな買い物です。絶対に失敗してはいけません。施主、設計者・施工者、ともに真剣に取り組むことが大事ですね。

 by Tadashi Yasumizu 2024.03.23


建築施工、建築材料学の秋学期の授業が始ま

 いよいよ、来週から大手前大学の建築施工、建築材料学の秋学期の授業が始まります。

 最近は、住宅瑕疵調査の依頼が多く、原因をたどれば、現場を担当した現場監督、設計監理者の知識・経験が乏しい、あまりに安易過ぎるというのが原因の一つと思うのです。それを少しでも無くすためには、これから建築をやろうとする若者に対し、建築に対するきちんとした考え方・知識・心構えが必要と考えるのです。

 そのためには、まず、若い人には、スタートである今が非常に重要であり、徹底して、私のやってきた考え方・知識・心構えを伝授できたらと考えています。正直、これは準備が大変であることは、覚悟していますが、これを私に与えられた使命として、一生懸命にやるつもりです。

大手前大学稲野キャンパス
大手前大学 稲野キャンパス

 by Tadashi Yasumizu 2021.09.27




「世界で一番やさしい木造住宅 監理編」 改訂版が出ました!

ついに、「世界で一番やさしい木造住宅 監理編」 改訂版が出ました!

 お話しをいただいてから、半年余り、やっとこさ、完成しました。この写真は、近所のジュンク堂でこっそりと撮ったものです。いろいろと試行錯誤して、苦労しましたけど、このように自分が書いたものが書籍となり、書店に並ぶというのは、本当に嬉しいものです。

 内容に関しては、少しづつですが、ホームページにもアップしたいと思っています。この本が、少しでも、建築に関わっている人、これから、住まいをもとうとしている人の参考になれば、本当に嬉しいことです。たくさんの人に読まれますように、そう祈るばかりです。

⇐ ジュンク堂にて

 by Tadashi Yasumizu 2021.07.08

建築材料実験の授業が始まりました!

 コロナ渦の中、今年も大手前大学の建築材料実験の授業が始まりました。
昨年に続き、感染や拡大が懸念され、行われるどうか、解らなかったのですが、感染対策をきちんとやるという条件で行うということになりました。

 私としては、普段やっていることが、こうして、若い人達に伝えることができて、その若い人が社会に出て、この体験を基にして、少しでも良い建物をつくるのに役立ててもらったら、嬉しい限りです。このような思いで、今年度もしっかりとやりたいと思います。

令和3年度建築材料実験1

令和3年度建築材料実験1

 ⇑ これは、コンクリートのテストピースを作っている風景です。

 by Tadashi Yasumizu 2021.05.21


「世界で一番やさしい木造住宅 監理編」再改定版 企画内容決定!

 時間がかかりましたが、やっと、「世界で一番やさしい木造住宅 監理編」再改定版 の企画内容が決定しました。私が日ごろから取り組んでいる内容について、書いてみようと思っています。その内容とは、




Ⅰ 欠陥住宅(不具合)を防止するために

 竣工して間もないのに、「雨漏りした。」「外壁にひび割れが起きた。」「床下に水が溜まっている。」「図面の通りにできていない。」「仕上がりが汚い。」など、多くの不具合が出て、裁判になるケースが後を絶たたない。裁判となると、双方共に、多大な費用と時間、労力を費やし、精神的にも苦痛を強いられるもので、不幸以外何もない。

 本来、住まいは、クライアントにとって、人生の中でも最も、大きな買い物であり、家族に幸せをもたらすものであり、家づくりは、絶対に失敗してはならないものである。ところが、欠陥住宅を持たされると、幸せどころか、余分な費用、労力、後悔と精神的な苦痛ばかりが先立つという生活を強いられることになる。

 裁判にならなくとも、不具合を知ることなく、年月が経ち、数十年後に異常に劣化して、建物の価値が無い、修繕するのに高額の費用がかかるというケースも多々見られる。本来、木造建築とはいえ、適切な設計・施工、適切なメンテンテンスさえできておれば、100年でも使えるものでなければならない。

欠陥住宅(不具合)を防止するために、

1. 欠陥住宅、不具合とはどのようなものか、なぜ、欠陥住宅ができるのか
2. 欠陥住宅、不具合の事例
3. 不具合の改善方法
4. 根本的に、欠陥住宅、不具合が発生しないためには、どうするのか

以上の内容について、工事監理者としての観点から考察していく。方法として、文章、写真、イラスト等を用いて、解説する。


Ⅱ 耐震改修工事の工事監理

 最近では、高度成長期に多数、建造された住宅の老朽化が進み、耐震性の無い住宅は今でも多数、存在している。阪神淡路大震災以前の住宅、特に昭和56年以前の住宅は、現在の耐震基準を満たしているものは皆無である。
日本各地で大きな地震が多発し、多くの家屋が倒壊し、多くの人々の幸せな生活、財産、そして、尊い命までも奪っている。さらに、今後、30年以内に東南海地震など巨大地震が発生する確率は、70%とも言われ、住宅の耐震化が急務とされている。しかしながら、まだまだ、耐震改修工事の知識がない設計監理者、現場監督など多く存在し、適切でない工事も間違いなくある。
そこで、耐震改修工事がどのようなものか、どのようにすれば、大地震に耐えうる安全な家になるのか、これから耐震改修工事を行おうとする初心者(設計事務所の若手所員、建築系学生、住宅系営業マン)に対し、実際に現場でどのように行われているのかを記した、やさしく解りやすい解説本が必要と考える。

1. 耐震改修とは、
なぜ、耐震改修が必要なのか。その時代背景。

2. 耐震改修の方法1
 ● 耐震性を知るための方法とは、その基準とは
 ● 簡易診断、一般診断、精密診断とは

3. 耐震改修の方法2
 ● 耐震診断は、何から始めるのか。
 ● 現地調査のしかた
 ● 具体的な診断方法とは

4. 耐震改修の工法1
 ● 具体的な改修工事の方法とは
 ● 基礎の補強、屋根の軽量化、劣化改善とは

5. 耐震改修の工法2
 ● 耐力壁とは、具体的な工法
 ● 筋違いによる工法、面材による工法、メーカーの認定品による工法

6. 耐震改修工事1
 基礎の補強方法、屋根の軽量化、劣化改善の実際

7. 耐震改修工事2
 耐力壁工事の実際1 工事監理のポイント、写真の撮り方

8. 耐震改修工事3
 耐力壁工事の実際2 工事監理のポイント、報告書の作成のしかた

以上の内容を文章、写真、イラスト等を用いて、解説する。




このような感じでまとめることにしました。濃い内容なので、時間がかかりますが、どうぞ、楽しみにしていて下さい。

 by Tadashi Yasumizu 2021.02.03


プロフィール

安水建築事務所

Author:安水建築事務所
 住まいに安心と安全を。住まいづくりのコンサルタント安水正です。安水建築事務所をやりながら、「あんしん住宅相談室」を主宰しています。

 日頃、やっていることを通して、実際にどのような調査・診断をやっているのか、少しでも皆様の住まいづくりのお役に立てればと心がけて書きたいと思っています。もし、お気づきの事、お聞きになりたいことなどありましたら、コメント、メールをいただければ幸いです。

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